こんにちは、すみれです🌷
前回の記事を読んで、
- 自分も未経験からクリエイティブ職を目指したい
- ライバルが全員経験者の中で、どうやって選ばれたのか知りたい
- 実績やセンスがなくても、戦い方次第で逆転できるのか気になる
など、そんな風に感じた方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、「なぜ未経験の私が、大企業のECディレクターとして選ばれたのか?」
その理由を、ブランディング戦略の視点から考察していきます。
実は前回の記事では、あえてすべてを語りませんでした。
それは、人に答えを教えられるよりも、「なぜ?」と考えながら読む方が、圧倒的に再現性が高いからです。
この記事では、前回の記事の中にあったミステリーの一部の答え合わせとして、
- 実績が少ない中で、どう魅せたのか
- なぜデザイン経験が浅くても、面接官に「この人に任せたい」と思われたのか
- 直接オファー&内定につながったブランディング戦略の全体像
を、できるだけ具体的にお話していきます。
つまり、「設計力」という部分で再現性があります。
実際、すべて見越したうえで、面接に挑んだので🤫笑
本編をまだ読んでいない方は、
まずはこちらから、転職のリアル体験記という名の「ミステリー」をお楽しみください🌸(※ノンフィクションです)
少しでも、あなたの今後の活動や選択のヒントになれば嬉しいです✨

🌟この記事を書いた人
- デザイン未経験 → 半年で大手企業でEC運営ディレクター兼デザイナー
- 就職/転職活動では企業側から直接オファー&応募した企業すべてで内定獲得◎
- パソコン未経験からSNS/ブログ/デザインの3ジャンルで収益化達成
はじめに
私が、デザインの勉強をしてデザイナーとして活動し始めたのは、2025年1月。
今からちょうど1年ほど前の話になります。
その頃の私は、デザインの実績もなければ、自信もない、センスもないという三重苦状態でした。
SNSで活躍する他のクリエイターさんの功績に悔しさを覚えて、比べないようにするためにスマホの電源ごと切っていた期間もありました。
だけど、その状況から乗り越えたいと思って行動しても、どうしたらいいのかわからない。
そんな毎日を過ごしていました。
でも、ある時その日常を、一気にすべて覆すことになる「ひらめき」をしました…!✨
その「ひらめき」は、その場限りの思い付きにとどまらず、
最終的には大企業のECディレクターという夢のようなポジションまで叶えてくれました。
いったい、どんなひらめきがあったのか。そして、実際に何をしたのか。
この記事では、そのあたりを実際の行動とともに具体的に書いていきたいと思います!◎
初めてのお仕事
前述したように、私がデザイナーとして活動したのは2025年1月。
デザインを勉強しながら副業としてお仕事を獲得する、いわゆる「下積み時代」は約半年ほどでした。
初めての制作依頼は、同じブロガーとして活動する仲間の「サムネイル制作」を担当させていただきました。
デザインを勉強していることを伝えると、「それならIllustrator(イラストレーター)を使って、作ってよ!」と言われたことがきっかけです。
実は、私は以前からブログをいくつか運営していたのですが、制作側にまわって仕事をするという機会があまりありませんでした。
なので、「お金をもらって相応の価値をデザイナーとして提供する」という初歩的なところから経験を積ませてもらうことができました。
自主制作
その後、Illustrator(イラストレーター)だけでなく、Photoshop(フォトショップ)を使った制作をしてみたいという思い付きから、
毎日、自主制作を通じて1人で特訓していきました。
でも、作っても作っても、自分のイメージしたデザインがなかなか思うようにいかず…。
「なんか違う…」「もう1回!」を繰り返しながら、今思えば、一日中パソコンとにらめっこ状態で作業をしていたように思います。
そんな先が遠くなるような作業を、ひたすら繰り返し、
気づけばIllustratorやPhotoshopの特訓のために始めた自主制作は、いつの間にか100枚を超えていました。
自分にとっての「見た目の良いデザイン」制作からの脱出
でも、ある時「自分にとってのいいデザイン」や「見た目がいいデザイン」だけでは売れないという現実に気が付きました。
実際、経済がまわる瞬間って、デザインの技術力だけではないですからね🤔
そこで、私が何をしたのかというと、
- いろいろなアーティストさんの曲やライブを聴きまくり、
- 国内外問わず、たくさんの企業様の広告となるCMやプロモーション・バナーを観察し、
- スーパーやコンビニ・ドラッグストア、遊園地など、商業施設で確かめる
- そして、ひたすらその時に感じたことを、ノートにまとめていきました。
今、私が淡々と並べた行動には、とある「共通のキーワード」が隠れているのですが、お気づきでしょうか。
ここにも後の「設計力」としてが光るポイントがあるんだよ!
答えはあえてここには書きませんが、
「世の中に存在する人全員の何気ない日常に自然に溶けてるもの」なので、注意しないと読み切れない人も多いかもしれません。
共通キーワードの正体こそ、 冒頭でお話した「ひらめき」です。
このキーワードが解けてから、次に進んでいただくと、間違いなく理解が早くなると思います!✨
ヒントは、面接中に私が話したことを見てくださいね!
初めての企業案件
そんな苦労と「ひらめき」による強力な気づきもあって、初めて企業案件を獲得したのは、デザインの勉強を始めてから2か月が経った頃。
その日の私は、午後から気分転換もかねてカフェで作業をしていました。
作業と言っても、運営するブログの記事を更新して、いつものようにデザインの勉強を進めていただけです。
すると、「そのデザインいいね」と後ろから声が聞こえて、恐る恐る振り返ってみると、どこかの企業の社長さんが立っていました。
そして、そこからあっという間に話が進み、社長さんのご厚意で企業のデザイン制作を担当させて頂きました。
この話、ただ運が良かったわけじゃないんです!
初の海外のWebサイトのLPデザイン担当¦※業務委託
すると、活動開始3か月~4か月目には、明確に自分のデザインと案件の質が目に見えて変わっていきました。
そうです。初の海外Webサイトの制作案件です。
私も最初この案件の依頼を聞いたとき、正直びっくりしました。
でも、それと同時に、自分の行動が方向性として正解であったことを客観的に証明されて嬉しくなりました!✨
この案件では、当然ながら全部のサイトが英語で書かれていました。
なので、まさかの英語でセールスライティングを書いて、デザインを整えるという貴重な経験をさせて頂きました✨
大手生活用品メーカーのLPデザイン制作¦※業務委託
そして次に依頼としてやってきたのは、、もはや事件レベルですね。笑
全国のドラッグストアで販売されているレベルの有名シャンプーの広告デザイン(LP)を制作させていただきました。
つい4か月前まで、Photoshopもまともに触れなかった人間が受注していいのかと何回も思いましたが、一生懸命制作させていただきました。
現在はアップデートでもう広告として貼られていないのですが、貴重な経験と大きな自信になりました!✨
ポートフォリオでの魅せ方設計
そうして、様々な方々のご協力を経て実績を作った私は、今まで作っていたポートフォリオを一から見直し、「作品の魅せ方」を工夫するようになりました。
以前の記事で言うところの「コンセプト」部分だね!
ポートフォリオの基本の作り方は、こちらの記事で解説しています!
自分の世界観を表現する
とはいえ、ただ作品を載せるのではなく、
「この人に任せたらどうなるのか」「内定を出した先にどんなメリットがあるのか」という観点が、まだ会ったことのない相手にも伝わる構造に作り直しました。
そのために、私が意識したポイントは以下の通りになります。
- どこに置いて、
- 作品をどう魅せて、どう届けて、
- 読者にどう感じてほしいのか、どう魅せたいのか。
など、これらの3つのポイントを中心に「配置場所や配色、フォント、全体バランス」を徹底的に書き出しました。
そして、読了後のユーザー目線をより精密に分析するために、
- 作品を最初に見ることで、何を印象付けたいのか
- スクロールするたびに、どんなストーリーを体験してもらうのか(UX)
- 自分らしさと作品のデザインが、世界観的にバランスを保てているのか
- 読み終わったときに、「この人に頼みたい」or「ちょっと話してみたい」と思う導線はどこにあるのか
など、「自分以外の第三者目線でどう感じるのか」を客観視しながら、その都度作り直していきました。
※ただ私の場合は、ポートフォリオの選考は特になく、目の前で面接官の反応を見ることができなかったので、実際のフィードバックを頂けてないのですが、個人的には自分のすべてを詰め込むことができ、あとはどう受け取られるのかを見るだけの状態まで持っていきました!✨✨
正直な話、完成形が見えないまま修正を繰り返す時間は想像以上に長く、効率だけを考えれば少し遠回りだったかもしれません。
でも今思えば、顔が見えない状況でポートフォリオを先に見て頂く状況だったからこそ、自分という世界観や色をしっかりと見てもらえるように手を込んで環境を整えたことも、最終的に内定を頂けたポイントだったのかもしれません。
実績が少ない中で、どう魅せたのか
私の場合、企業案件やその他大きな案件での実績もあったのですが、残念ながら著作権などの関係で、デザインの制作では、ポートフォリオへの掲載がほとんどできませんでした。
なので、実際のポートフォリオに載せられたのは、ほとんど自主制作の作品…。
そうなると、どう他の候補者(実務経験者)と「いかに差をつけるのか」を意識せざるを得ません。
実際、私が直接役員さんから受け取ったオファーメールの中身は、「応募資格として実務経験3年以上が望ましい」と記載されており、
デザイン歴が半年しかなかった私にとっては、そこが一番の懸念点でした。
「自主制作」を「企業案件に繋げるための思考方法や具体行動」は、こちらの記事にまとめました🌸
ポートフォリオのブランディング戦略
ただ物は考えようで、ライバルが全員経験者でも、記憶に残る設計として、事前に戦略を組み込んでしまえばいいんですよね。
実際問題として面接は「当日の答え合わせ」ですが、ポートフォリオは「事前に打てる一手」です。
つまり、「実績が少ない=弱者」に見えないように、構造と思考の深さで勝負する形に切り替えました。
この考え方の根底にあるのが、冒頭からこの記事で何度も出てきている「ひらめき」にあります。
では、いったい私はどんな作品をどれくらい載せたのか。
具体的には、
- HP制作(2種類):①応募先の企業の取り扱いジャンル×1 ➁自分の自信のある作品(※ジャンルは近いもの)×1
- LP制作(2種類):①応募先の企業の取り扱いジャンル×1 ➁自分の自信のある作品(※ジャンルは近いもの)×1
- バナー(6種類):①応募先の企業の取り扱いジャンル×4 ➁自分の自信のある作品(※ジャンルは近いもの)×2
このようなバランスで配置しました。
基本的に、企業様の取り扱い製品のジャンルや何に強い企業様なのかを、予め調べた上で都度掲載していました!
なので、選考に進んだ3社すべてで同じ作品を共有したことはありません。
そして、それぞれの作品に自分なりの制作ポイントをまとめた解説を作成して発信しました。
解説を入れるときに私が意識したのは、以下の7つのポイントです。
- 制作物のコンセプト:なぜそのペルソナにその感情を残したかったのか、発信するうえで何を伝えたいのか
- 制作物のイメージ:どんなイメージを表現したいのか
- 制作したツール:デザインとして表現する際に使用したツールについて
- 制作物の配色について:その色がどんな心理を狙っているのか、なぜ他の色ではダメなのか
- 制作物のフォントについて:読んだ瞬間の印象をどう設計したのか、どんな風に言葉を伝えたいのか
- 制作にかかった時間について:限られた時間の中でどこを優先したのか、
- 制作物の全体感想・振り返り:制作を通じて難しかったところや改善点、競合デザインと比較したときの参考メモ
つまり、作品そのものよりも、「どう考えて作ったのか」という思考のプロセスを構造軸をもとに可視化することに全振りしました。
だから実績が少なくても、不思議と弱く見えない状態を作れたのだと思います。
あまり実績が載せられなかったことは、当時はマイナスな印象を与えてしまうのではないかと思っていましたが、
でも今振り返ると、それは「作品」を見てもらう場所ではなく、制作者の脳内にある「考え方や価値観」を見せるきっかけになっていました。
その結果、「ひらめき」のような普段の日常に溶け込む何気ない空気も言語化することに繋がったんだね!
まとめ
いかがでしたか?
この記事を読んでくださっているあなたにとっての活かせるヒントが、少しでもあったら嬉しく思います◎
次の記事でもストーリーはまだ続いているので、よかったら覗いてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!✨